驚愕!男性教師「スクールセクハラ」の実態 増加する、男子生徒へのわいせつ行為
「5月22日に中川容疑者の退職届を受理し、同日に退職をしました。教師としての資質は問題がないと判断しています」と同校の広報課は話すが、事実関係が明らかになるまで再発防止に着手することはなかった。
「現在、警察に情報提供を行い、捜査の結果を待っている段階です。結果を受けて、ほかに被害生徒がいるかどうかのアンケートを実施するか、考えていきたい」と同校広報課。続けて、
「学校側も相談窓口などを設けているが、校内で起こっているすべてのことを把握するのは難しい。被害者の母親から訴えがあってから、被害生徒に対しては学校側もしっかりとケアに努めてきました」
だが、同校の副校長は被害生徒の母親に警察へ届けないように“彼のことを想うなら”などと口止めともとれるメールを送っていた。
「個人ベースで行ったことで、本人も軽率だったと反省しています。報道にあるとおりですが、一部を切り取られたもので、前後を含めたものを警察に提供しています」
と同校広報課は話す。
中川容疑者は2014年4月から約2年間、同校で教鞭をとり、バドミントン部の顧問も務めていた。被害生徒とは、勉強の相談をするうちに徐々に距離を縮めていったという。
関係は次第にエスカレートし、自宅に呼ばれ、逆らうこともできず、なすがままにされてしまった。
「当校のホームページに掲載してあるとおりですが、非常に遺憾に思っております。今後に向けては学校全体で教育をしっかりと行い、再発防止に努めていきます」
と同校の広報課は語ったが、中川容疑者の自分勝手な行為から、被害生徒が負った傷は深い。学校は生徒の心の傷にまでは気がつかなかったのか。
休日に子どもを集め「全裸撮影会」を開催
東京・三鷹市では昨年11月、教え子の男子児童を裸にしてデジタルカメラで撮影したとして小学校教諭・熊沢正通被告(38)が強制わいせつと児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕された。
熊沢被告は、自宅近くの学校の空き教室を借りて「虹色学級」と命名した子ども会を休日に開催し、撮影を楽しんでいたという。
「近隣の子どもが多かったようで、公園で遊んだり、遠出をすることもあったと聞いています」と三鷹市教育委員会。問題教師としての予兆はあったという。保護者に乱暴な言葉で恐怖を与えたり、子どもの手にテープを貼ってはがしたり、生徒に下着の色を聞いたりしたことが問題視され、市教育委員会から東京都教育委員会に上申されている。