「薄毛に悩む人」が誤解している基本中の基本 最も抜ける秋に必ずしておきたい髪のケア
「すぐに寝たい」「出かけたい」という場合だけ、ドライヤーを使えばいいでしょう。ただし、頭皮に直接風が当たらないようにします。ドライヤーは髪の毛だけに当たるように、上から下へと使います。
ダイエットで薄毛になる人多し
極度の食事制限も、髪には毒となります。当たり前の話ですが、髪も食べ物から作られます。その栄養が不足すれば、薄毛になるのは自明です。しかも栄養は、生命活動に直接影響しない部分が後回しとなります。停止すれば即死となる心臓や脳にまずは栄養が行き渡り、髪や爪は最後のほうに栄養が届きます。ですので、食事制限の影響を真っ先に受けるのは実は髪なのです。
私のお客様に有名なトレーニングジムで炭水化物制限を指導された女性がいたのですが、体重は10kg減ってウエストが引き締まったと喜んでいた一方で、髪が抜けてしまったのです。結局のところ、「規則正しく栄養バランスのとれた食事を」ということになりますが、忙しい現代人には難しい話でしょう。
そこで優先順位をつけたいのですが、朝食はしっかりと摂りましょう。昼食と夕食で得た栄養は筋肉の生成やホルモン分泌に優先されるため、3食で育毛に一番直結するのは朝食となるのです。
薄毛のメカニズムは、コップにたとえるとわかりやすい
ちなみに髪の毒素は、アレルギーと原理は同じです。花粉症が花粉をある程度浴びると発症するのと同じように、毒素を少し浴びてもすぐに薄毛にはなりませんが、毒素がある程度蓄積されると薄毛が始まります。その毒素をためる容器をコップとすると、コップに毒素が満タンになってあふれてしまうと、薄毛が始まります。
薄毛になりやすい人はコップが小さく、薄毛になりにくい人はコップが大きいだけなのです。つまり、毒素をたくさん浴びてしまえば、誰でも薄毛になります。これを私は「コップ理論」と呼んでいます。
他にも、誰でも短時間でおカネをほとんどかけずにできる薄毛対策はあります。頭皮マッサージ、市販の多くの育毛剤よりも安全で効果の期待できる育毛液を作る、育毛にうってつけの作りおき野菜レシピ、シャンプーで落ちない汚れを除去するオイルパックなどです。
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