「赤い物」を開店祝いに贈るのは間違っている

相手に喜ばれる「お祝い」「差し入れ」の選び方

品物は、定番の観葉植物をはじめ、掛け時計、マガジンラック、傘立て、スリッパ、ポットなど、いろいろなものが考えられる。お酒や缶入りの飲み物など、日持ちのする飲み物などもありだ。

注意したいのは、他の人とお祝いの品がかぶらないようにすること。それを防ぐためには、相手に「何か欲しいものがあるか?」と聞いてみたほうが無難だ。「相手にサプライズで贈りたい。だから相手に聞きたくない」と思うかもしれないが、聞いておけば、自分は良かれと思っても、相手から見ると不要な商品を贈らずに済む。

たとえば、3年前にマッサージ院を開業したAさんは、開業祝いにコーヒーメーカーをもらった。しかし、「狭くて休憩室がないので、院内でコーヒーを作ることになる。すると、ベッドなどに匂いがついてしまうので、院内では使えないのです」と、結局仕事場では使えなかったという。

また、開店・開業祝いでは贈ってはいけないものがある。それは、「赤い物」。なぜなら、赤=火事を連想させるからだ。それに加えて「赤字」も連想させるため縁起の良い贈り物とは言いがたい。よって赤い花や赤い家電などを贈るのはタブーである。また火事を連想させるという点では、ストーブなどの暖房器具やキャンドルスタンドなどもNGだ。同様に新築祝いでも火事を連想させる赤い贈り物はやめておいた方がいい。

楽屋お見舞いや差し入れにケーキは不向き

一方、プライベートで演奏会に参加したり、写真や絵画などの個展を開いたり、演劇の公演に出演する友人・知人がいた場合、どのようなお祝いや差し入れを持って行けばよいのだろうか?

この場合も、品物はもちろん、お金を贈ってもOKだ。その場合の相場は3000~1万円。ただ、ご祝儀袋は受付に預けるのではなく、本人に直接渡すのがマナーだ。ただし書きは「楽屋御見舞」が一般的だが、「『お見舞い』というのは、目上の人が目下の人に使う言葉。目上の人にお渡しするなら、『楽屋御伺』か『御祝』が無難です。個展の場合は、『御祝』が良いでしょう」(岩下さん)。

お菓子やお酒などの差し入れを持っていくのも良いが、複数の人から、意外と困るものがあるとの声があった。それはケーキやシュークリームといった生菓子や要冷蔵のお菓子だ。

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