つい太る人は「脳の暴走」の止め方を知らない

意外と知らない食欲の「4つのそらし方」

また、飲み会や食事会があるときや、残業で夕食の時間が遅くなりそうなときなどにも、「そらし食べ」は有効です。

空腹状態だと、乾杯とともに勢いよくビールやおつまみを流し込んでしまったり、「いただきます」を言う間もなくごはんをかきこんだりして、暴飲暴食につながりやすいもの。それが、飲み会の始まる前、残業の途中に、少し食べものや飲み物をおなかに入れておくと、脳もおなかも飢餓感がなくなって、ドカ食いを防げます。

では具体的に、どんなものを「そらし食べ」すればよいかというと、おすすめなのはチーズやヨーグルトなどの乳製品、素焼きのナッツ類など、ナチュラルで体の栄養にもなるものがおすすめです。もちろん、生の野菜や野菜ジュースもOKです。

シリアルバーや、むき栗、干し芋などでもよいのですが、一袋すべて食べてしまうとカロリーのとりすぎになって、「そらし食べ」の意味がなくなってしまいます。少量ずつ包装されている食べ物のほうが、食べ過ぎの心配がなく安心です。個別包装されていないものは、食べるぶんだけ少量をお皿などにうつして、残りは封をしてしまってから食べるようにするなど工夫を。

また、飲み会の前や深夜の食事の前など、なるべく摂取カロリーを増やしたくないときは、炭酸水や牛乳がベスト。炭酸水は満腹感が味わえて、しかもカロリーゼロですから、1日3回、食事前に摂取するのもおすすめです。一方、牛乳は、そのタンパク質が肝臓の働きの促進に役立つため、飲み会前に飲んでおくと悪酔い防止の効果も期待できます。

「ちょびちょび食べ」でガッツリ!が抑えられる

毎日、1日3回の食事でぜひ見直してほしいのが、「ひと口の大きさ」です。

ご飯を口いっぱいにほおばって食べると何とも言えない満足感があると思いますが、これは、体にとってはおすすめできない食べ方のひとつ。ひと口が大き過ぎると、勢いで飲み込んでしまいやすく、胃腸には大きな負担がかかるからです。

また、早食いになるので、食べる量が増えて太りやすくなります。人が食事をはじめて、満腹を感じるまでには15〜20分かかるので、食べるスピードが速いと、満腹を感じる前に食べ過ぎてしまう傾向があります。

体に負担をかけないためには、「なんとなくパクパク食べる」のではなく、ひと口の大きさを小さめに、「ちょびちょび食べる」を実践しましょう。

次ページ「ちょびちょび」の目安はどのくらい?
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