「新卒生の定着率が高い」中堅上場企業100社 「CSR企業総覧」で読み解く有望企業<9>

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働き盛りの30代の男女比は2009年度は女性4.7%(8人)に対して男性95.3%(163人)。これが2014年度には女性比率7.4%(13人)までアップ。育児休業も2009年度のゼロが2014年度には5人が取得。育児休業復職率も100%が続き、子育てをしながら勤める女性が増えている。

2014年度の勤続年数も男性15.9年に対して、女性14.5年と大きな差はない。女性管理職比率はまだ低いが、女性が働きやすい環境であるようだ。業績も順調で2016年5月期の売上高は3年連続増収の397億円。400億円も見えてきた。

同じく28人だったのが、魚群探知機、電子海図など船舶用電子機器の世界大手の古野電気。2012年入社は男性28人のみだが、全員が3年後も残っている。

このように見ると女性比率が低いように感じるかもしれないが、2014年度の従業員数は女性495人、男性1250人で女性比率は28.4%と高い。平均年齢も男性43.0歳、女性41.8歳と男女の差もあまりない。

有給休暇取得率も74.0%と比較的高く、資格・技能検定の取得奨励制度、社内ベンチャー奨励などの各種制度も充実している。

社会貢献活動にも熱心

社会貢献活動にも積極的で、東日本大震災復興支援としての被災漁業者や漁業海岸局に対して、漁船操業環境の早期復旧、復興に向けた各種支援活動、海外からのインターンシップ受け入れなど幅広く取り組む。従業員だけでなく社会にもやさしい会社といえそうだ。

他に100%はアライドテレシスホールディングス(男性11人、女性14人)、亀田製菓(男性13人、女性10人)、長野計器(男性16人、女性7人)、明治電機工業(男性3人、女性19人)など24社が同率で並んだ。

一部食品メーカーの知名度は高そうだが、多くはあまりなじみのない会社だろう。就職先選びの優良企業リストとして参考になるはずだ。

男性社員が1人退職したために100%にならなかったのが、97.7%で28位のキッセイ薬品工業(男性39人→38人、女性4人全員在籍)。続いて女性が1人退職した29位の東計電算97.4%。男性26人は全員在籍しているが、女性は12人が11人になった。

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