以下、30位住友精化97.2%、31位ミルボンと太平洋工業の96.9%の2社、33位日本工営96.1％、34位大豊工業95.9％が続く。
学生の知らない企業の中に有望企業
今回の上位100社は学生の皆さんが知っている会社は少ないかもしれない。ただ、こうした中に優れた会社が隠れている。ランキングはこのように売り上げなどの規模でフィルターをかけると有望企業を見つけやすくなる。
働きやすさを見るための重要な指標のひとつである「新卒3年後定着率」をより有効に使えるはずだ。
『CSR企業総覧』には他にも有給休暇取得率、残業時間、30歳平均賃金、家庭と仕事の両立支援制度、勤務形態の柔軟化のための諸制度など働きやすさがわかる情報がいくつもある。これらの情報もあわせて総合的に最終判断していくとよいだろう。
最後に今回のポイントをまとめておく。
1. 同じ上場企業でも規模はさまざま
2. 売上高3000億円以上で上場企業の10％程度、1000億円以上で25％程度
3. 上場企業の75％を占める売上高1000億円未満の上場中堅クラスに知名度は低いが魅力的な会社がある
4. 新卒3年後定着率が高い会社は特に狙い目
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