企業のターゲット採用が加速する 企業に人気の大学はどこか?
ついに5割を超えたターゲット校設定企業
HRプロが「ターゲット校」設定の調査を始めたのは2011年卒からだ。当時ターゲット校を設定していた企業は33%にすぎず、過半の企業は設定していなかった。しかし年を重ねるごとに設定企業は増大し続け、2012年卒で39%、2013年卒で48%、そして2014年卒採用では52%と、5割以上の企業がターゲット校を設定している。増え続けるプレエントリー総数に一喜一憂した時代は終わり、ターゲット層に対してより重点的にコミュニケーション活動を展開することで、採用活動の効率化を図ろうという動きが加速している。
ここでいう「ターゲット校」は、必ずしも「採用指定校」とは限らない。「採用重点校」と考えていただいたほうがよいだろう。リクルーターの派遣や、OB・OG懇談会、学内企業セミナーの実施など、他の大学の学生には行わない施策を行う大学を指している。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事