希望者殺到、ラッシュ工場見学がスゴすぎる

人気ツアーの裏にある"ラッシュの再生物語"

「ラッシュキッチンツアー」では実際に化粧品で使用している材料を、そのまま調理してランチとして振る舞ってくれる

応募倍率、なんと214倍――。

甘い香りが特徴的な、自然派化粧品ブランドの「ラッシュ」。同社が月に1回開催している工場見学、「ラッシュキッチンツアー」が、高い人気を集めている。工場があるのは神奈川県愛川町だが、日本全国から応募が殺到。中には「せっかく当選したので、九州から飛行機で来た」という強者もいる。

一体、何がそこまで彼女らを惹きつけるのか。7月30日に開催されたツアーに潜入し、その人気の秘密に迫った。

13時過ぎ。集合場所の小田急線の本厚木駅に、参加者たちが続々と集まってきた。そこにやってきたスタッフが参加者にネームプレートを配付しはじめると、突如歓声が上がった。実は、参加者の名前に用いられている字体は「ラッシュ文字」と呼ばれるもの。

店内や商品で統一的に用いられており、国内でも試験に合格した、わずか4人の社員だけが書くことを許される。早くも参加者の気持ちが盛り上がったところで、ツアーの幕開けだ。

駅から専用バスに揺られること30分強。木立のなかに現れた白と黒のお洒落な建物が、ラッシュの本社兼工場だ。ここでは、国内に130以上ある店舗で販売する商品と、アジア圏向け輸出商品の一部を生産している。

大きな広間に通されると、しばしの勉強タイム。ラッシュの歴史や理念をじっくり学ぶ。それが終われば、遅めのランチタイムだ。今回のメニューは、卵とアボカドなどが入ったサンドイッチ、トマトとパクチーの冷製パスタ、じゃがいものスープ、スティックサラダ、そしてデザート2品だった。

次ページスライドショーで見る「キッチンツアー」
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 令和の新教養
  • 子どもを本当に幸せにする「親の力」
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
好業績の裏で検査不正<br>スズキ「鈴木修経営」の光と影

5月10日の決算会見に登壇し完成検査の不正を詫びたスズキの鈴木修会長。不正は組織的・構造的な問題か、現場への目配り不足によるのか。長年にわたるカリスマ経営の副作用を指摘せざるをえない同社のガバナンス体制を詳解する。