超スリム化で復活したJAL JAL VS.ANA 財務面から見たライバル対決(上)

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そして、有利子負債は、借入金や社債などを合計すると8296億円も抱えていたことになります。

当時は収益も落ち込んでいました。同年同四半期の損益計算書を見ますと、「営業損失」が88億円という赤字経営であり、「経常損失」の段階では256億円、「四半期純損失」も19億円という惨憺たる状況でした。こうした中、平成22年1月にJALは会社更生法を申請したということです。

次に、先日発表されたばかりの2013(平成25)年3月期 第3四半期決算を見てみます。先程と同様に自己資本比率を計算しますと、なんと46.5%と大きく改善しているのです(次ページ)。

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