断言しよう!アメリカ経済の復活は本物だ ぐっちーさんが読む「ちょっと先」のマーケット

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さて、いよいよ春競馬も加速がかかって参りました。
今年最初のG1、フェブラリーS(17日、東京競馬場)であります。
思えば、前々回も確かジャパンカップダートだったような気がします・・・・砂に縁があるのでしょうかね(笑)。

ベテラン勢力+ガンジス+カレンブラックヒル

ダート界はなぜかベテラン勢がまだ健在。一世を風靡して引退してしまったトランセンドなどと争っていたライバル連中がまだ走っているわけで、世代間格差から考えると彼らがやはり中心となりますか。その場合は、エスポワールシチー、ワンダーアキュート、昨年の勝ち馬テスタマッタあたりでまとまるはず。しかし、何せ7,8歳馬なので急激な衰えが心配といえば心配ですな。

4歳馬ではガンジズがよさそう。前走には不満が残りますが(根岸S2着)もう少し力のある馬だと思います。

いずれにせよ、7,8歳馬をどう処理するかが肝心なレースでありまして、ナムラタイタン、マルカフリートあたりの7歳馬も軽視は禁物。

芝からの転向組では実績十分のカレンブラックヒル。なんたって天皇賞5着馬ですからね。

問題はいつもの通り、はたしてダート特性がどこまであるか。追い切りを見る限り砂をかぶるのは苦手なようなのですが、前に行ければそのまま勝ちきるかもしれない。実力から見て大外に回されない限り拾っておくのが上策だと思います。

ぐっちーさん 投資銀行家

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ぐっちーさん ■本名:山口 正洋(やまぐち まさひろ)。投資銀行家。1960年東京都港区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。丸紅を経てモルガン・スタンレー、ABNアムロ、ベア・スターンズなど欧米の金融機関を経て、ブティック型の投資銀行を開設。M&Aから民事再生、地方再生まで幅広く ディールをこなす一方、「ぐっちーさん」のペンネームでブログを中心に大活躍。2007年にはアルファブロガーを受賞、有料メルマガも配信中。さらに『AERA』や『SPA!』で連載をもちつつ、テレビやセミナーでも人気。主な著書に『なぜ日本経済は世界最強と言われるのか』(東邦出版)、『ぐっちーさんの本当はすごい日本経済入門』『ヤバい日本経済』(後者は共著、いずれも東洋経済新報社)などがある。競馬予想も一流。一方でメインレースはほどほどで、平場の条件戦などを好む。【2019年9月29日19時編集部追記】2019年9月24日、山口正洋さんは逝去されました。ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。

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