そうなると財務省的にはある種「また裂き」状況に陥るわけで、理論的着陸のためにはどちらかにブレーキをかけることになるんだと思います。結局、その方が賢明な判断ができ、日本にとってはそれが必要なのではないでしょうか。国債市場の市場関係者とのネットワークにも通じている方がよろしいと思います。
そういえば・・・・
2002年に日本が格付機関によって、「A」に格下げされた時に、「日本の財政は健全である。何を持って格下げなんてするんだ」、という意見書を出した財務官の方も候補に名前が挙がっているようで・・・・・いや、この話はここまで!!
アメリカの復活はいよいよ本物
さて、アメリカ。
先日こちらで申し上げましたように、アメリカの景気回復はいよいよ本物です。
住宅セクターは住宅着工、売上ともに回復しており、ますます回復の傾向がみられます。
そして何より、シェールオイル革命はすさまじいスピードで進行中でありまして、全米の失業率7.8%に対し、シェールオイル革命の中心地、ノースダコタ州の失業率はなんと3.2%と全米最低。さらに関連している州は、ネブラスカ3.7%、ワイオミング4.9%、テキサス6.1%と、軒並みとんでもなく低い失業率となっています。
筆者は昨年12月、ニューヨーク、シアトルと合わせて訪問していますが、いやはやホテルを取るにも一苦労。特にノースダコタのウィリントンでは映画でしかみたことのないようなマッチョなアメリカ人と同部屋、などという体験を致しました(誤解のないように申し上げますが、先方が、ホテルが見つからない私に、好意で部屋を貸してくれたものです!)。
新聞をみても、トラックの運転手から銀行員までありとあらゆる職種が「wants!!」状態。ウォールストリートの連中も、かなり移住していると言う話まであります。
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