2013年版「大学就職率ランキング」ベスト100

理系強し、薬学部がトップ10を独占

福祉系学部で高い就職率

一方の文系は、最も就職率が高いのは新潟医療福祉大学・社会福祉の99.4%。2位は中部学院大学・人間福祉、3位は岩手県立大学・社会福祉と続き、福祉系学部の強さが目立つ。トップ10のうち6校が福祉系学部となっている。文系では数少ない、国家資格と結び付いている学部だからだろう。

教育系の学部もランキング上位だ。4位の岐阜聖徳学園大学・教育、13位の岐阜大学・教育、20位の椙山女学園大学・教育、27位の福井大・教育地域科などだ。団塊の世代の大量退職から、大都市を中心に教員採用が活発なことが大きい。また、10位に白梅学園大学・子ども、27位に東北福祉大学・子ども科が出てくる。聞き慣れない学部名だが、保育士や幼稚園教員などを育成する学部で、近年、数多く設置されるようになり受験生の人気も高い。

一方、伝統的な学部である経済、法、文などはランキングにあまり出てこない。企業の採用減の影響を最も受けているからだ。入り口の入試でも志望者が減っている。ある予備校関係者は「資格であれば、法学部は弁護士、経済学部は公認会計士資格を目指すことになるが、それらは難関すぎて手が届かないと考える受験生が多い。資格とも結び付かず、就職率もそれほど高いわけではないため、受験生に敬遠されている」と話す。

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