アンドロイド系アプリは危険がいっぱい

スマホで不正アクセスが急増

知人友人も巻き込むリスク

「全国共有電話帳」は、昨年10月、76万人のデータが流出と騒がれた「全国電話帳」のリメーク版で12年末にアップされ、再度賛否を呼んでいる。アプリを導入すると自分のアドレス帳に登録された情報が、登録者全員に共有される。自分自身は公開をOKしたとしても、アドレス帳に入っている知人友人、親兄弟は、まったくの無許可で公開されてしまう。リメーク版では登録時にアドレスの公開可否が問われており、許可しない場合はダウンロードできない。だが、アプリのメリットに興味を奪われ、よく読まずにクリックする利用者が出るのでは、という点が問題視されているようだ。

こういった合法的なアプリでは、ユーザー数が限られているうちは問題もそれほど表面に出てこない。だが、1月18日に世界のユーザー数が1億人を突破し、日本国内でも昨年12月時点で3600万人というLINEのような規模になってくると、出会い系など悪用目的のユーザーも紛れ込んで来る可能性が高い。最近ではfacebookやtwitterなどSNSを介したアプリも増えている。「バッテリー長持ち」、「電波改善」「動画再生」など、いかにも便利そうなツールを装っているため、見抜くのが難しい。さらに、ダウンロード時の利用規約などに「個人情報の読み取りを許可する」などの記載があるために、立件が難しいという。友人から回ってきたから、面白そうだから、と不用意に信頼してしまわず、安全を自ら確認することが重要だ。 

さらに犯罪者側の技術の高度化も進んでいる。抜き取ったデータを暗号化して通信しているために、犯罪の立証が難しくなっているという。httpsやSSLなどの暗号化技術はネット上で簡単に購入できる。取得したアドレスに対して詐欺ファイルを送りつけて料金の振り込みに成功すれば、コストの回収も容易だ。なにしろワンクリック詐欺の被害は、IPAに報告されているだけでも月200~300件(PC込み)もあるというのだ。

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