アンドロイド系アプリは危険がいっぱい スマホで不正アクセスが急増
ほんの数年前まで、通勤電車車内でみられた二つ折りの携帯電話を開く乗客の姿がめだったが、最近はタブレットPCやゲーム機などバリエーションが増えている。なかでも爆発的に増えているのがスマートフォンだ。
IDCの調査によれば、2010年秋頃から火がつき、年間販売台数200万台前後だったのが翌11年には1092万台、12年は11月までの11カ月で1390万台と爆発的に伸びている。携帯電話市場自体が伸び悩むなかで、スマホの販売比率は50%を越える活況が続いている。
だが、爆発的な人気の陰でひそかに進行しているのが、スマホの不正アクセスだ。
不正アクセスの矛先がスマホへ
スマートフォンは、その名の通り小型で携帯しやすく電話機能があることから携帯電話のカテゴリーと認識されている。しかし、中身は小型のパソコンと言っていい。パソコンの場合、ウィルス対策、不正アクセス対策はかなり進んでおり、IPA(情報処理推進機構)の調査によれば被害件数も減少傾向という。ところがスマホの普及につれて、不正アクセスの矛先がスマホに向かいつつある。
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