「ほったらかし調理家電」の真の実力とは? 材料を入れるだけで全自動で夕飯ができる

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調理している間、ふたをしているので煮こぼれる心配もなく、また温度センサーで緻密に管理しているため、焦げ付くこともない。そして何よりスゴイのが、内ぶたに搭載した「まぜ技ユニット」。ベストなタイミングで食材を自動的にかき混ぜてくれるため、底の部分が焦げ付くこともなく、また、味もしっかりと全体に回るというわけだ。さらに無水メニューでは食材が持つ水分だけで煮込むため、栄養が流れ出ることがなく、栄養もしっかり取れるという利点がある。

カレー以外にも、肉じゃがや八宝菜などを作ってみたが、自動的に混ぜ合わせる機能があることで、しっかりと味が染みておいしくできた。

どのメニューも、途中で操作をしたり、具材を追加投入するといったことはなく、ほったらかしで料理できるのが便利なのだ。

2種類の圧力で短時間でおいしく調理

象印マホービン「煮込み自慢 EL-MA30」(実勢価格3万5630円)

圧力鍋は短時間で食材を軟らかくし、味をしみ込ませることができるなど多くのメリットがあるが、安全面から、煮込んでいる間、ガスコンロを離れられないという欠点があった。しかし、電気圧力鍋なら、自動的に加圧、減圧するため、ほったらかしにできる。象印マホービンの「煮込み自慢 EL-MA30」(実勢価格3万5630円)はそんな使い方ができる電気圧力鍋。しかも、2つの圧力モードを搭載するので、料理の幅も広がる。

たとえば食材を軟らかくしたいビーフシチューなどの肉料理は一定圧力モードで調理。優しく加圧することで、煮崩れの心配なく煮込むことができる。逆にイワシの生姜煮や牛すじの煮物などは、何度も加圧と減圧を繰り返すことで、骨や筋まで軟らかくしてから味をしみ込ませる。

圧力を使うため、カレールウなど粘度のある材料は事前投入できないが、自動調理が終わった後、食べる直前に溶かせばいいので問題はない。

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