共働き家庭などでは、1日忙しく働いて帰宅した後に夕食作りというハードな家事が待っている。ついレトルトやお総菜に頼ってしまいがちになるが、最新のオーブンレンジがあれば、短時間で夕食を作ることが可能だ。フライパンや鍋を利用した調理に比べ、ガスコンロの前で待つこともなく、油が飛び散ることもない。
キーワードは、「自動」と「ほったらかし」だ。食材を並べて混ぜて、ボタンを押すだけ。さらにグリル皿1枚で複数の食材を加熱することができるので、洗い物を減らせるなど、そのメリットは大きい。
今回は、時短調理機能を搭載するパナソニック、計量・解凍不要のおまかせ調理が魅力のシャープ、そしてコンパクトでお値打ちの三菱電機の最新オーブンレンジを紹介する。
10分レシピなど時短に強い「ビストロ」
各社のオーブンレンジの中でも、特に「時短」にこだわったメニューを多数搭載しているのがパナソニック「ビストロ」シリーズだ。高火力を生かし、チーズカツレツなどのメイン料理を約8分で焼き上げることができる。ピザやパン(フォカッチャ)などは発酵不要で、約10分で焼ける。
6月1日発売予定の「ビストロ NE-BS1300」(予想実勢価格18万1440円)には新機能「大火力極め焼きヒーター」を庫内上部に搭載する。グリル皿と組み合わせることで、食材をひっくり返すことなく両面を一気に焼き上げることが可能。また、オーブンレンジの基本機能である、レンジ機能が優れているのも同モデルの魅力。冷凍した肉などは、マイクロ波をらせん状に放出する「サイクロンウェーブ加熱」により素早く、ムラなく解凍できる。
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