女性部下をやる気にさせるマジックワード ”その一言”でチームは飛躍する

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

繰り返しになりますが、ポイントは“ほんのちょっとの言葉”なのです。基本的に上司の発言は、部下からすれば「すべて指示命令」ということになります。ですが、その上司自身が“理不尽命令上司”か“情熱指導上司”かで、かなり違うのです。

“理不尽命令上司”は、指示はしても指導はしないため、ただ単に「死ぬ気でやれ」など、感情的な指示のみです。それはもう指示ではなく命令になってしまいます。

しかし“情熱指導上司”は責任が上司自身にあると考えているため、放任ではなくチームをこうしたい、こう進めたいと明確な想いや方針があるから、具体的な指示を考えられるのです。その上で、相手の自主性を刺激するから強いコミットメントが生まれる信頼関係が構築されます。

先にも書いたとおり、指示や指導は一方通行ではなくお互いの信頼関係によって成立します。どうか忘れないでいただきたいのは「いつも仕事に情熱を持って、熱い気持ちを伝えてこそ人は動く」ということです。

2013年、かけがえのない女性部下の力を花咲かせて、チームを勝利へと導いていただくことを祈っています。

(担当者通信欄)
男性上司と女性部下とのコミュニケーションは非常に繊細で難しいことばかり。この連載で紹介できるのはその一端。いかにチームを強くするべきか悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。そこで、東洋経済オンラインリニューアル記念と致しまして、太田さんとコラボレーションをしてセミナーを開催することとなりました。
 東洋経済ONLINE リニューアル記念セミナー
「42,000人の女性現場から見た!結果を出す人の営業術・時間術」
詳細の申しこみはこちらから
https://toyokeizai.smartseminar.jp/public/seminar/view/139
ぜひ、ご参加いただければと思います。また太田さんから新刊も発売されました。『これからも働き続けるあなたへ~働く女性の不安をやわらげる42の処方箋』。女性のライフイベントに際し、上司であるあなたはどのような行動をとるべきなのか?
いかに女性部員をマネジメントすべきなのか、チームの育成でお悩みのマネジメント層は必読です。ぜひご一読ください。
太田 彩子 「営業部女子課」主宰

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

おおた あやこ / Ayako Ota

一般社団法人 営業部女子課の会 代表理事(「営業部女子課」主宰)。早稲田大学卒業後、リクルート・ホットペッパーの企画営業として社内表彰であるMVP制度にて表彰を複数回受ける。その後独立し、ダイバーシティプロジェクトや女性活躍支援に携わり、のべ5万人以上の女性営業を支援してきた。2009年より営業女子のための応援コミュニティ『営業部女子課』を全国で展開し、営業女子の活躍を目的とした勉強会やイベントを開催。NHK「グラン・ジュテ」や日本テレビ「news ZERO」、日経新聞などメディア出演多数。代表著書に『売れる女性の営業力』(日本実業出版社)、『1億売るオンナの8つの習慣』(かんき出版)、『営業女子 働き方の基本がわかる教科書』(プレジデント社)などがある。内閣府特命担当大臣表彰「平成28年度女性のチャレンジ賞」受賞。日本政府主催「WAW!2016」アドバイザー。株式会社ベレフェクト代表取締役。アライドアーキテクツ株式会社社外取締役。太田彩子ブログはこちら。営業部女子課サイトはこちら

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事