「トヨタは超二流」に込めた章男社長の覚悟

減益予想で迎えた株主総会、株主の反応は?

トヨタの今年の株主総会は経営陣への激励が多く、波乱なく終わった(写真:記者撮影)

「私たちは持続的成長に向けて多くのチャレンジをしている。失敗を恐れずにバッターボックスに立つ企業風土を作る。そのために私自身がバッターボックスに立つ。ヒットを打てなくても逃げずに立ち向かう姿勢を示す」

6月15日、3月決算企業の中で大手の先陣を切って開催されたトヨタ自動車の株主総会で、豊田章男社長は出席した株主に向けて熱く語った。

努力で一流をしのぐ「超二流」を目指す

また、西鉄ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)の三原脩監督が、チームが勝つためには決して一流と言えない選手が踏ん張ることが大事という意味で「超二流選手」という言葉を使ったことを引き合いに、「がむしゃらに努力することで一流をしのぐ超二流になれるということに共感を覚えた。われわれ(トヨタの役員)は一流とは言えないかもしれないが、それぞれ一芸は持っているつもりなので、超二流を目指して努力を続けたい」とも述べ、努力と挑戦を続ける覚悟を語った。

今年のトヨタの株主総会の出席者は、昨年より493人増の5148人。2013年の4750人を越えて過去最多となった。質問は11人から16問、時間は1時間53分だった。

「AA型」と名付けられた新型種類株発行の是非を巡る活発な質疑などで、過去最長となった昨年の3時間02分からは大幅に短縮となった。

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