デキないオトコは「パワポ1枚」ですぐバレる 増殖する「外資系コンサル流」パワポのわな

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① 完璧なパッケージ

「外資系コンサルのパワポ術」は、大きなコンペを勝ち取る提案資料や取締役会のOKをもらう報告資料を舞台にしたものが大半。

数10枚から100枚にわたる完璧な大作パワポ(パッケージ)を前提としたパワポ術が紹介されてます。日ごろの仕事には大作は不要なのに、DFDNオトコは無駄に大作を作ろうとする。資料に時間がかかって全体のタスクが遅延しがちです。

② リードメッセージ命

コンサルの世界ではパワポ1枚1枚の要約「リードメッセージ」を重要視します。この1枚で言いたいことを考えて言語化するのは、渾身の大作を作る時には大事な作業です。

でも実際、リードメッセージって読み手にほとんど注目されないのも事実。日ごろのパワポづくりでリードメッセージに時間をかけすぎて資料が遅れると、仕事のコスパは下がります。

③ 下書き8割パワポ2割

最初の8割の時間は構想やデザインなど紙に下書き、考えが固まったら残り2割の時間でパワポ清書という資料づくり術。

でもこの術は、下書きという作業が難しく上級者用です。「外資系コンサルのパワポ術」でも下書き術は教えてくれない。DFDNオトコが下書きに取り出したペンがそのまま止まっている……結果資料ができず生産性が下がることに。

完璧な大作より心に残る1枚

DFDNオトコがサルパワポで失敗するのは、スピードが要求される日ごろのパワポづくりに大作ばりの労力をかけてしまい、生産性が低下することが大きな原因のようです。

デキる人にパワポ作りのお話しを聞くと、こんな回答が返ってきました。

「資料の目的は相手を動かすことでしょ」「資料を10枚作ったとして、相手が動いてくれる1枚があったら良いんですよ」

完璧な大作じゃなくても、10枚中1枚でも良いから相手の心に残ったら十分に「勝ち」。カッコよくないけど、リアルなお作法の真髄を教わりました。

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