――子役から大人の女優へ、そして女優から監督・プロデューサーへと、浮き沈みの激しいハリウッドにおいて、長きにわたって着実にキャリアを積み重ね、ステップアップをし続けているように見えます。自分のキャリア形成をどうとらえていますか?
いつか監督だけに専念する時が来るんだろうと前々から思っていて。もちろん役者ということにまい進している時期もあったけど、監督をやるという意味では今がその時期だと思う。
子どもたちもある程度大人になってきたし、自分も年齢を重ねてきて、女優としてはやれる役柄が少なくなってきているなと感じることもあるから。以前から50代になったら、いつまでできるかは分からないけど、とにかくたくさんの監督作品を生み出したいと思っていたし、まさに今がその時期だなと感じている。
ジョージ・クルーニーの監督作品も楽しみ
――主演のジョージ・クルーニーもプロデューサー、監督としても偉大なキャリアを持つ映画人ですが、この作品でプロデューサー的なアドバイスや助けなどはあったんですか?
今回、ジョージは役者として参加しているので、映画作りに関しては全く話をしなかった。それは逆に、監督としてわたしがやりたいことをやらせてくれる自由を与えてくれたということ。そういう形で彼が支えてくれたという実感はあるかな。わたしは監督としてのジョージを高く評価しているので、彼の次回作はとても楽しみにしているけどね。
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