東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと 

菅 直人著

東京電力福島原発事故から1年半が経過して、当時「総理大臣として何を考え、どう決断し、どういう気持ちで行動したか」を記した。

2週間後に専門家から提示された「最悪のシナリオ」は半径250キロメートルまで避難の必要が及ぶというもの。そうなると、「青森県を除く東北地方、新潟県のほぼすべて、長野県の一部、そして関東の大部分となり、約5000万人が居住している。放射線の年間線量が人間が暮らせるようになるまでの避難期間は、自然減衰にのみ任せた場合で、数十年を要するとも予測された」。この想定に基づく「5000万人の避難計画」を著者は頭の中にとどめた。

「私心を捨てて命懸けで行動した」記録という。

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