
失敗する確率が高い起業とは?
牧野氏は、1996年にワークスアプリケーションズを創業。ゼロから新しい価値を生み出す優秀な人材「クリティカルワーカー」の獲得を重視し、ユニークな組織戦略や採用を行っていることでも、注目を浴びている。
たとえば、いつでも入社OKの「入社パス」、出戻りOKの「カムバック・パス」ほか、とくにインターンシップは、世界中から年間約8万人が応募する名物企画となっている。実際、国籍や人種にこだわらずグローバルで採用活動を行い、世界大学ランキングトップ50に入るアジア・ASEAN地域の大学から128名を採用するなど、世界からクリティカルワーカーを集めている。
一方、石井氏は、政府の立場からベンチャー起業や新事業を支援。ベンチャーと大企業が共存共栄するエコシステム(生態系)の確立を目指し、景気変動やブームに影響されないベンチャー政策を指向する。いわばベンチャー育成のキーマンと言える。
まずセッションでは牧野氏が起業する際の注意点として、次のように語った。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら