「ファン重視で急成長」の会社はココまでやる 「冷たい視線」をも受け入れる覚悟
ビール屋が、バイクの「ハーレー」になる!
「よなよなエール」で知られるヤッホーブルーイングは、イベント会社かと思うほどさまざまな催しを行っている。
たとえば、よなよなエール公式ビアバル「YONA YONA BEER WORKS」で、ビールを飲みながら社員とファンがクイズ大会などで盛り上がる「宴」。年に1度、北軽井沢のキャンプ場でビールについて学ぶワークショップや心地よい音楽、ビールに合うフードを楽しむ「超宴」。いずれも有料だが、その人気ぶりには驚かされる。ファンはイベントの様子をSNSにアップし、「この場で出会って結婚した方たちもいる」というから、雰囲気のよさが伝わってくる。
ここまで人が集まるのはなぜか。それは、会社という法人が、友人やタレントのような魅力を持っているからだ。井手直行社長が意外な内幕を話す。
「実を言うと、我々が分析したのは『ハーレーダビッドソンジャパン』(米国のオートバイメーカーの日本法人)のマーケティングでした」



















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