ロームがベンチャー企業、京大と共同で小型燃料電池を開発、今度こそ普及するか

また、発電ユニットを複数使うことで発電量を増やすことが可能で、発電量200ワット時の高出力の携帯型発電機も開発した。これはテレビやパソコンなどの高出力機器でも使える。災害時や屋外作業用の電源としての利用を想定している。15~20ワット時タイプも検討中だ。

燃料電池本体やカートリッジの価格は未定とのことだが、ロームの神澤公・研究開発本部副本部長は「既存の燃料電池のような高い価格では勝負はできないと認識している。リチウム充電池などすでに利用されている製品に十分対抗できる価格を考えている」と言う。

ロームでは、国内向けだけでなく、環境対策への関心が高い欧州や、電力事情が悪い新興国向けなど、海外向けにも拡販する計画だ。

(丸山尚文 =東洋経済オンライン)

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