新入社員がランチ会で、やってはダメなこと あなたの社会人としての評価はここで決まる

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3人以上でテーブルに座った時、ひとつのメニューを皆で見ることがある。その時は、メニュー表を自分が見やすい向きではなく、上司や先輩が見やすい向きに変えるのが、心配りがあると思われるふるまいだ。

その他にも、「おしぼりが机の隅にまとめられていたら、配る」「水がセルフサービスなら、すかさず持ってくる」など、細かい作業をきびきびおこなうと、「気が利く新人」というイメージを与えられる。

遠慮しすぎるのはダメ

鉄則2:選ぶメニューは高過ぎず、安過ぎず

「天ざる、旨そうだな~。大盛りにしちゃおうかな」。メニュー表を見ていると、その店のなかでも高いメニューを食べたくなるかもしれないが、ちょっと待ってほしい。最初のランチでは、一緒に行った上司や先輩がおごってくれる可能性がかなり高い。負担をかけないよう、標準的な値段のメニューを頼むのが大人のたしなみだ。

ただ、「かけそばでいいです…」などと遠慮しすぎると、逆に「そんなにケチだと思っているのか!?」と、上司や先輩が気を悪くしてしまうことになる。上司と先輩の選び方を見て、同じぐらいの価格帯のものを頼めば確実だろう。また、「ここは何がおすすめですか?」と上司や先輩に聞いて、それに従って頼むのもいいだろう。

鉄則3:テーブルの上にケータイを置かない

食事が運ばれてくるまで、先輩や上司の話を聞きながら、自分のケータイやスマホでメールチェックをする――。そんなふるまいは相手に不快感を与えることは言うまでもない。

しかし、意外とやってしまいがちなのが、無造作にテーブルの上にケータイやスマホを置いておくこと。LINEやメールの着信がくるとつい見てしまい、上司や先輩との話に集中していない印象を与える。よほど緊急の用がない限り、しまっておこう。

鉄則4:先に食べてはいけない

上司の頼んだ食事より先に自分が頼んだものが先に運ばれてきた時、どんなにお腹がすいていても、先に手を付けてはいけない。全員の食事がすべて運ばれてきてから食べ始めるのが基本。上司や先輩から、「先に食べていいよ」と言われても、しばらく食べるのは待っておきたい。

逆に、上司や先輩が頼んだメニューが先に来たら、「どうぞ先に召し上がってください」「私、食べるのが速いので」と促すと、小さな気遣いができる大人、という印象を与えることができるだろう。

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