東洋経済オンラインとは
ライフ #さとり世代は日本を救うか?

毎日がお誕生日会?若者たちのすごい「日常」 あっと驚くサプライズは当たり前

9分で読める
  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授
2/5 PAGES
3/5 PAGES

これは、誕生日の人の顔写真をTシャツにプリントし、みんなで着て祝うという事例である。  

「共通点」を服装によって作る

顔写真入りTシャツを着て、集合する様子

今回の誕生日サプライズを企画したBさんは、1カ月前から友人のために、画像編集ソフトを使って写真を編集し、その後アパレル店にてTシャツを発注したのだそう。

当日は、顔写真入りのTシャツをみんなで着て、誕生日の友人を校門で待ち伏せしてバースデーソングを歌い、その後全員で食堂や図書館に行ったり、授業も受けたりしたそうである。

顔写真入りTシャツ作成の様子

なぜ、わざわざ顔写真入りのTシャツを作ろうと思ったのであろうか。Bさんは以下のように答えてくれた。

「同じ服を着ることで、共通点を作りたい、そう思ったからです。というのも実は、一緒に祝う人の中には喋ったことがない子もいたんです。最近の若い子は、SNSなどで人間関係数が増加したために、属するコミュニティが増えていて、知り合って間もない子を祝うことはごく当たり前になっています。そこで、初めて喋る子とのコミュニケーションを円滑にするためにも、共通点を作りたいと思い、私は顔写真入りのTシャツを企画しました。」

他にも服装という「共通点」を作り、一体感を楽しむサプライズがあるのではと思いリサーチをしてみたところ、似たような事例が多くあった。

コスプレで友人の誕生日を祝う様子

例えば、みんなでコスプレをして、お家やカラオケ店などで誕生日を祝う、といった事例。

そのほかにも、誕生日の人の顔写真をTシャツではなくお面に印刷して、みんなで着用して、誕生日を祝うというようなケースも見られる。

次ページが続きます:
【「手抜きサプライズ」まで出現】

4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象