鈴木おさむ直伝!「絶対ウケる企画」の作り方 どの業界にも通用する10のルール<前編>
僕は19歳の頃からあるラジオ局でお仕事をさせてもらうようになったのですけど、大学生の言葉なんて大人には相手にしてもらえないんですよ。自分が絶対に面白いと思っていても、企画書を読んですらもらえなかった。
先輩の企画には興味津々
それで、どうしようかと悩んでいるときに、僕より半年先にその局で仕事をしていた年上の先輩が、なべやかんさんの「明治大学替え玉受験」の事件の当事者だったのです。まさに替え玉役の張本人で、大学を退学になって、僕はニュースでその事件を知ったときに「あいつ、人生終わったじゃん」と思っていた。
でも、そのラジオ局では、ディレクターさんが僕にその先輩のことを「こいつは替え玉事件の犯人なんだぞ、すげえだろ!」と言ったんです。僕の出す企画には興味を持たないのに、その先輩の企画はみんなに読んでもらえる。「お前、面白いな!」なんて言われている姿を見て、僕は悔しくて悔しくて。戦力として認めてもらうためには、まず「興味を持たれる」というスタートラインに立つことが大切なんだと学びました。
それで当時、周りの先輩たちがSMクラブの話で盛り上がっていたから、ひとりで勇気を持って行ってみたのです。すると、そんな僕の体験に皆が興味を持って、企画書も読んでもらえるようになりました。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら