ブラジル最大政党が連立政権解消を示唆

汚職問題で与党への反発増す

 3月10日、ブラジルでの汚職捜査の拡大を受け、最大政党として連立政権の一翼を担うブラジル民主運動党(PMDB)の有力議員らがルセフ大統領(写真)への反感から、与党・労働者党との連立を解消する方針を示唆している(2016年 ロイター/Ricardo Moraes)

[ブラジリア 10日 ロイター] - ブラジルでの汚職捜査の拡大を受け、最大政党として連立政権の一翼を担うブラジル民主運動党(PMDB)の有力議員らがルセフ大統領への反感から、与党・労働者党との連立を解消する方針を示唆し、年内に議会で大統領が弾劾される可能性が高まっている。

PMDBの内部では、政治的に行き詰まり、ブラジル経済をリセッション(景気後退)から脱却させることができない大統領を見限るべき、との意見が増えている。

最近、労働者党の創設者であるルラ前大統領が資金洗浄(マネーロンダリング)捜査の一環で訴追されたこと、大規模な汚職事件の賄賂がルセフ大統領が2014年に再選を果たした選挙の資金に流れたと新たに指摘されたことで、連立解消を踏みとどまってきたPMDBの一部議員の我慢が限界を超えたとみられる。

PMDB幹部は「いまのブラジルには方向転換が必要だ」と語った。

PMDBは12日に開く党大会で、現政権との連携を解消する方針を決める見通し。

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