余命3カ月のガンを克服!驚くべき「食の力」 「3つの食習慣」で疲れきった体がよみがえる

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
2/4PAGES
3/4PAGES

工夫2:翌朝がスッキリする食習慣――焼肉にはキムチとヨーグルトと白湯を

人間の体はいろいろな部品でできていて、それを操作するのは食材の力です。体にいいものを食べていれば、どの部品も正常な働きをしてくれるため、めったに故障は起きません。

白湯を飲んで胃腸を目覚めさせよう

私の料理教室の生徒さんには、「朝にはまず、白湯を飲みましょう」と話しています。白湯とはいったん沸かしてから湯冷まししたもので、温度は60~80度が適温です。

冬は熱めにし、夏はぬるめにすると飲みやすいでしょう。ぬるま湯程度の人間の体温に近い温度の白湯は、ゆっくりと胃腸を目覚めさせ、全身の血流を促してくれます。そうして、朝の食べ物を受け入れる準備をするのです。

また、お肉などの動物性たんぱく質や脂質を取るときには、ほんの少しだけ工夫をします。酸化した脂質を体に残しておくとさまざまな病気の引き金になってしまうので、その日のうちに掃除しておくことが肝心です。

お肉を食べたときは、締めに生野菜のサラダをたくさん食べます。焼肉を食べるときには、まずキムチを食べます。乳酸発酵食品のキムチには、腸の働きをよくしてくれる働きがあるからです。特に、大根キムチのアミラーゼと白菜キムチのグルタミン酸をお腹に入れてからお肉を食べると、消化がぐっとよくなります。

焼肉をいただいたあとは、ヨーグルトと白湯を摂ります。お肉をいただいた夜は、白湯をたくさん飲んで寝ます。こうすると翌朝はスッキリと目覚めることができるのです。

4/4PAGES
高遠 智子 オーガニック薬膳料理研究家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

たかとう ともこ

オーガニック薬膳料理研究家。鎌倉rethree&co料理教室主宰。 1968年福岡県生まれ、北海道育ち。28歳のときに末期の卵巣ガンにより余命半年の宣言を受ける。抗ガン剤と放射線治療で再発を繰り返しながら3年を過ごすが、肺に転移。余命3カ月を宣告され、治療を放棄する。残りの人生は好きなことをしようと、車椅子で渡仏。薬の副作用で味覚障害を抱えていたが、モンマルトルのマルシェでトマトを食べた際に唾液があふれ出て、味覚がまだ残っていることを認識。この体験から、体も心もすべてが食べ物でできていると確信し、単身パリで食の勉強を始める。帰国後、薬膳漢方を学ぶため、約1年間、中国に渡る。現在、東洋と西洋の食と素材の知識を活かしながら、「身近な素材で、食べて元気になる、自分で自分治し! 」をテーマに積極的に活動中。テレビ、雑誌などでもオリジナルのレシピを紹介している。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事