──決してきれい事ではないと。
社員の満足度が高くモチベーションが高い会社に低業績会社はありません。大手人材派遣会社との共同研究で社員満足度を測る指標を8項目作って100社を対象に調査したら、満足度の高い会社は業績が安定的に高く、満足度の低い会社はずっと低迷したまま、下手すると赤字という具合に、きれいに相関関係が成立しました。だから経営者の仕事は、社員が気持ちよく価値ある仕事ができるよう、よい環境を準備すること。売上高を作ることじゃない。
──企業は当然成長を目指すものという発想が、間違っている?
数字を追うだけなら単なる膨張です。売上高とか生産高とかシェアだとかが最たる膨張指数。それを追うと誰かを不幸にするんですよ。会社の目的は人を幸せにすることで、イコール潰しちゃいかんってこと。ただ、マスコミがよく100年企業と持ち上げたりして、私笑っちゃうんだけど、途中で人を切って継続しているなら、人の犠牲の上に成立しているだけですよね。リストラなんかしたことない、雇用の維持拡大に努めてきたっていうんなら別だけど。
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