韓国が「親米」「親日」へとカジを切った事情

驚くべき急転換の背景にあるもの

韓国・朴大統領の外交姿勢が急変している。写真はソウルで1月撮影(2016年 ロイター/Kim Hong-Ji)

韓国の外交姿勢が大きく変わりつつある。われわれ日本人は、そのことを知っておく必要がある。

急変の直接のきっかけとなったのは年明け後の北朝鮮による核実験(1月6日)と「人工衛星」打ち上げ(2月7日)であり、韓国政府の反応は過去には見られなかったほど厳しいものだった。

強い言葉で北朝鮮を非難

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その先頭を切っているのが朴槿恵大統領であり、「相応の代償を北朝鮮に払わせる」と、外交の常識ではめったに聞かれない強い言葉で非難した。かつて、北朝鮮が「ソウルを火の海にしてやる」などという過激発言を使うことはあったが、韓国の側から先に激しい言葉を使うのは異例である。

2月16日、朴槿恵大統領は国会に「戦闘服コードと呼ばれる襟を立てた濃い藍色のジャケットに黒のパンツスーツ」(中央日報)で現れ、北朝鮮に対して厳しい制裁措置を取る考えを明らかにした。その際、「金正恩政権は暴走している」「北朝鮮の挑発は予想しがたく、どんな極端な行動をするかわからない」「これまで韓国から北朝鮮を支援してきたが、北朝鮮は核とミサイルで答えてきた」など激しい批判も行った。

韓国政府は、そのほかにも次々に対応措置を取った。

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