日銀、最終兵器か!
政策決定会合で日銀が予想外の行動に出たため、その後の市場は為替も株式も大荒れ。その名もネガティブ金利です。
日本ではなぜかマイナス金利と表現されていますが、英語ではネガティブ、マイナスではありません。WSJ(ウォールストリートジャーナル)の第一報もBOJ introduced negative interest rate となっており、金利に対してマイナスという表現は英語では使いません。
よく、映画のアクションシーンで瀕死の人間に向かって言うセリフ
Negative !! ありません!
のネガティブです。この場合マイナスは明らかにおかしいですよね。生体反応は「ある」か「ない」しかなく、あるけどマイナスということはないのです。
ネガティブ金利が生活に与える影響
Interest rate 、すなわち金利もあるのかないのか、ということが問題であり、金利がマイナスにはならない。その場合は金利がない。したがってネガティブと表現するのが正しく、それに倣ってネガティブ金利政策という用語を使いたいと思います。
さて、そのメカニズムなど、実際に先行してこれを導入した欧州などの状況を細かく書いておられる加藤出さんの記事("預金者を罰する"マイナス金利で起こること)が東洋経済オンラインで読むことができますので、詳細はそちらに譲りたいと思います。非常によくお書きになられていて、ワタクシ、これ以上のものは書けません。なので、銀行やわれわれの生活に起こりそうなことに集中したいと思います。
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