日本経済の勝ち方 太陽エネルギー革命 村沢義久著
電気自動車を中心とした「産業の電化」と、その供給源としての太陽光発電の組み合わせこそが、地球環境問題を解決し、目の前の経済危機脱出の特効薬となり、長期的な経済成長の原動力ともなりうる。このエネルギー体系はCO2をはじめ懸念物質の排出が少なく、また再生可能であり枯渇しない特長を持つ。となると、産業構造も激変し、自動車はビッグ3からスモール100社へ、電力は集中発電から分散発電へと、歴史的なシフトが促される。いわば「太陽エネルギー革命」ともいえ、「燃やさない文明」への幕開けを告げるものになる。
人類はいま「21世紀の産業革命」を必要とし、その鍵が電気と太陽にあると、サステイナビリティ研究者が説く。
文春新書 840円
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