「台湾のためには、国民党を壊す必要がある」 コナンファンの台湾団結連盟有力候補に直撃

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──第3勢力と呼ばれる「時代力量」や「緑党社会民主党連盟」の人気が、今回の選挙では高いようだ。台聯がそれから取り残されていると感じているか。現在3議席を保有する立法院の議席は、台聯にとってどのような意味を持つものと考えているか。

台聯はもともと基盤がある。伝統的に台湾独立を支持する勢力だ。普段は、われわれのメンバーも街に出て演説とビラを配りながら支持を訴えている。

一方、私はインターネットでの活動に集中している。ネット放送やネット上での対話を通じて、支持を訴えている。最近、台聯の支持度がネット上で大きく高まっているという手応えを感じている。

「中国はシロアリ」と主張する政党は必要

今回、民進党の比例代表名簿は、時代力量と緑党社会民主党連盟と協力して作成されたものだ。民進党は労働運動や同性愛などの問題、医療問題などに通じた人が比例代表名簿に上がっており、これら分野を専門とする比例代表候補は第3勢力の政党にもおり、同質性がとても高い。

われわれは国会に多様な声があることを望むが、結局、すべて内政レベルの問題に集中している。しかし、113議席の立法院で「中国のシロアリをなくそう」と主張する声が一つも容認されないとすれば、これはとてもおかしいことではないだろうか。

──8年間の馬英九政権と野党である民進党をどのように評価しているか。

馬英九総統は権威主義に戻ろうとしていた。台湾はまだ民主国家ではなく、民主主義へ移行しようとしている国にすぎない。過去、われわれが権威主義の次には民主という終点がやってくるという、誤った考えを持っていた。権威主義が事実上去った後に、権威主義が存在する選挙戦や政党間競争が存在してきた。たとえば、ロシアには選挙がある。だが、ロシアは民主国家だと考えるだろうか。過去をまったく清算できずに、もともと独裁政権の多数が総統になったのが権威主義の復活だ。

また、馬英九総統は親中だ。彼の経済活性化政策は中国経済を考えたものだ。台湾経済の本当の活性化ではない。2015年12月に馬総統と中国の習近平国家主席が会談したが、これはもともと必要ではないものだ。中台間はすでに60年間、戦争がない。馬総統は自分が総統に就任した後から中台間は平和的だと言える資格があるだろうか。国家の主権と平和を犠牲にした会談など、まったく不要だ。

民進党は保守的で、反対側とぶつかってまで交渉する力がない。民進党は国民党と長い間争ってきたため、いまだに国民のスタイルを学ぼうとしているようだ。

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