「台湾のためには、国民党を壊す必要がある」

コナンファンの台湾団結連盟有力候補に直撃

2012年の総統選挙では、馬英九総統は中間を代表する「92年コンセンサス」(九二共識、台湾と中国の当局者協議で「一つの中国」に関する合意。双方とも一つの中国は堅持しつつ、その意味の解釈は各自で異なることを認めるという内容)の実行に注力し、民進党主席の蔡英文氏はこのために敗れた。

4年前には誰もが「民進党の敗北は両岸(中台)政策のため」と言った。民進党は今でも、新たな両岸政策を提示できていない。しかし、情勢は変わった。新たに600円の定食が出てきた。500円の定食を選ぶ際に生じる不安はなくなった。600円の定食とは誰のことか。街に出て政府に抗議する人たちのことだ。

蔡英文主席など民進党勢力が街頭に出ると、国民党は「暴徒」とレッテルを貼る。しかし、今は民進党ではなく、各界各層の市民たちが街に出てくるようになった。そこで、「みなさんの600円定食は500円の定食とどう違うのか」を説明し、支持してもらえる団体こそ、基進側翼の存在価値だ。われわれは民進党よりさらに進歩的な団体」だと主張したい。

国民党はファシストだ、政治を行う資格はない

──具体的な活動は何か。

まず政治の民主化だ。国民党はわれわれにとって政治的ライバルではなく、むしろファシストだと見なしている。欧州の基準に照らし合わせれば、彼らには政治に参加する資格はない。「国民党が崩壊しなければ、台湾はよくならない」と考える。

また、民進党は台湾の主権の存在は2300万の市民が決定すべきだと主張しているが、台湾はすでに台湾人の国家だとわれわれは考える。国民投票ではっきりさせる必要はない。国民投票は憲法制定や国連への加盟を決めるための措置だ。そして最後に、人々は「経済の自由化」より「社会の自由化」を追究すべきだ。経済発展は労働というものから自由になるということだ。

われわれはこのように主張しながら、街に出て戦う。このような価値は基本的なものであり、進歩的なものだ。また、「側翼」(Wings)が600円を代表する「暴徒」となれば、有権者にとって安全な選択は民進党になる。民進党が安全な選択となれば、国民党を圧倒できる存在になる。

──今回の立法院選挙で当選し、蔡英文候補が総統となれば、民進党とはどのような関係を構築するのか。

民進党と「政治的分業」を行う。民進党は内政問題に専念する。われわれは「中国というシロアリ」を消滅させ、中国政府によって地下で活動する統一戦線勢力をなくすことをしたい。

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