30秒で仕事のやる気が湧く「瞬間ブースト」の秘密 1度切れた集中力は小さなきっかけで復活する
人間が連続して持続できる集中力は30分程度といわれており、1度切れてしまうとなかなか元に戻れません。しかし小さなきっかけで復活できることもまた事実。書籍『何をするにもやる気がでないので30秒でモチベーションを上げる方法を教えてください…』はモチベーションに悩む漫画家吉本ユータヌキさんが「30秒で実践できる/考えられる方法」を「その道のプロ」に取材して実践し、紹介しています。今回は、ベストセラー作家で精神科医の樺沢紫苑さんに話を聞きました。
耳栓をして、しばらく目を閉じる
30秒目をつぶる。たったこれだけでも目から入る光刺激が遮断されて、脳が休まってスッキリします。ただ目をつぶるだけの時間に抵抗がある人は、目薬をさして目になじませるついでに30秒目を閉じてみるのはどうでしょう。自然となにも考えずに実践することができるのでおすすめです。
目だけでなく、耳栓やイヤホンのノイズキャンセリング機能で聴覚刺激も遮断してしまえば、さらに脳の回復が見込めます。休息後の仕事のパフォーマンスを高めるので、トータルで「時間の節約」にもなります。
裏を返せば、目を開ける=脳を活性化させるということ。朝起きられないときは、とりあえず目を開けて光を入れるだけで、セロトニンが分泌されて覚醒します。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事