発達障害の人やグレーゾーンの人が困りがちな「コミュニケーション」における問題を、漫画と共にご紹介する本連載。第1回は“より現実的に”改善していく方法について考えてみます。
精神科医・ゆうきゆう氏と漫画家Jam氏のコラボによる『マンガでわかる!「わたし、発達障害かも?」生きるのがラクになる「話し方」あります』から一部抜粋、再構成してお届けします。
天才、才能がある……にウンザリ
「発達障害の人には天才が多い」
「発達障害の人には突出した才能があるから、その才能を伸ばしていけばいい!」
書籍やテレビ、ネットなどでそんなふうに語られていることが多くあります。それらを見て、「またか……」とウンザリしたことはないでしょうか。
発達障害のある人、グレーゾーンの人の中には、
「発達障害のいい面はもう聞き飽きた! でも実際、自分はそのいい面を活かせていない! それどころか日常生活がうまくいかなくて困っているんだ! 今、目の前にある問題を改善する方法を知りたいんだ!」
そんなふうに思っている人は少なくないのではないでしょうか。
そこで本記事では、より現実的に、発達障害の人が困りがちな人間関係を少しでもよくする「話し方」のコツを紹介します。
ちょっとしたコツでコミュニケーションに自信がつきます。職場の人やまわりの人と「安心して」コミュニケーションが取れるようになると、仕事も人間関係もラクになり、生きづらさも軽減できます。
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