AAA浦田直也の泥酔逮捕が他人事ではない理由 会見に非難殺到、酒で暴力を振るう人のリスク

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謝罪する「AAA」の浦田直也リーダー(中央)=4月21日夜、東京都内(写真:時事通信)

4月20日夜、芸能界に激震が走りました。女性に暴行したとして、エイベックス所属の男女6人組グループ・AAA(トリプルエー)のリーダー、浦田直也さんが女性への暴行容疑で逮捕されてしまったのです。AAAは7年連続で紅白歌合戦に出演したほか、ドームツアーを行うほどの人気グループだけにダメージは甚大。

翌21日夕方に釈放された浦田さんは、すぐに謝罪会見を開き、「正直まったく記憶がない」と話しながらも、「19日午前5時ごろ、酒に酔って面識のない20代女性に声をかけ、断られたことに腹を立てて殴った」という容疑を大筋で認めました。

取り返しのつかない失敗

複数のネットメディアがその謝罪会見をライブ配信しましたが、チャット欄には「反省ゼロ」「ヘラヘラしている」「他人事みたい」などの批判的な書き込みが殺到。金髪を黒髪に染め直し、反省の言葉を繰り返し、「もうお酒は飲まない」と宣言しても取り返しのつかない失敗だったことが改めて明らかになりました。

この騒動を「『芸能人が泥酔した』というだけの話」「自分は泥酔も暴力もしない」と見ていいのでしょうか? 浦田さんの騒動はお酒を飲むビジネスパーソンなら誰しもリスクのあることであり、少なくとも「100%ない」とは言い切れないでしょう。さらに、その予防策は「記憶をなくすほど泥酔しない」という単純なものではなく、根本的な意識改革が必要なことなのです。

ここでは、酒席の多いビジネスパーソンとって他人事ではない、「お酒を飲んで暴力を振るう可能性のある人」の特徴をあげていきます。

当然ながら、お酒を飲むことが悪いわけではありません。また、健康にはもちろん配慮しなければなりませんが、記憶をなくすほど飲むことも、必ずしも悪いとは言えないでしょう。たとえば、お酒を飲んで記憶をなくしても、暴力的になる人ばかりではなく、逆に優しくなったり、涙もろくなったり、迷惑をかけまいと平静を装う人などもいます。

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