東大生が教える「文章が苦手」が一瞬で治るコツ 得意な人には当たり前な「書く前」の準備
偏差値35から奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏。そんな彼にとって、東大入試最大の壁は「全科目記述式」という試験形式だったそうです。
「もともと、作文は『大嫌い』で『大の苦手』でした。でも、東大生がみんなやっている書き方に気づいた途端、『大好き』で『大の得意』になり、東大にも合格することができました」
「誰にでも伝わる文章がスラスラ書けるうえに、頭も良くなる作文術」を新刊『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』にまとめた西岡氏が、文章を書く前にぜったいやるべき、3つの「準備」について解説します。
書けないのは「準備が足りない」だけ
「文章が全然思いつかない」「書きたいことはぼんやりあるんだけど、文字にすることができない」
そんなふうにお悩みの方はいらっしゃいませんか? 僕はずっと、この悩みと付き合ってきました。読書感想文の課題で文章が全然書けなかったり、国語の記述問題にどう答えていいかわからなかったり、友達に用件を伝える文章を書くのにも苦労したり……。
文章って意外といろんなところで使いますよね。連絡も企画書も議事録も報告書もSNSも感想文も記述問題も、全部広義の「作文」です。でも、「どう文章を作ったらいいのか」ということで、意外とみなさん悩まれているのではないでしょうか?
作文嫌いな僕にとって、東大入試は大の鬼門でした。全科目記述方式、問題によっては600文字以上の作文が求められる東大を攻略するにあたって、「どうして文章が書けないのか?」「どうしたら文章が書けるようになるのか?」について、徹底的に悩み抜きました。
その中で発見したのは、「書けない人は、準備が不足している」ということです。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら