ゲオの動画配信は、「アダルトビデオ」で稼ぐ 50本のAVをラインナップ、毎週10本入れ替え

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――8万本のうち、成人向けはどの程度を占めるのか。

8万本のほぼすべてが家族みんなで観られるもの。ひとりで観るもの(成人向け)は、50本を週替りで入れ替えていく。毎週10本ずつ入れ替えて、1カ月程度で新陳代謝する計算だ。

――成人向けがそんなに少なくてアピールポイントになるのか?

ほかが扱っていないので、ほんの一部でも強い売りになる、と確信している。

――動画配信に成人向けコンテンツを入れるか否かは、社内やエイベックスとかなり議論した?

入れるか否かについては、実はあまり議論がなかった。もともと店舗でレンタルしてきたから、ゲオのやる動画配信に成人向けがないというのは、考えづらかった。それでは、dTVなど他社サービスと変わらないじゃないか、と。

子供には視聴の制限を付ける

「オリジナルコンテンツの制作もチャレンジしたい領域」と語る遠藤社長

――50本の中身は。

プレステージ(アダルトビデオメーカー)の作品などを扱う予定だが、プレステージからは、新しくて人気のある、結構いい作品を提供してもらえるようだ。

――実店舗のレンタルでは成人向けはどの程度の比率を占めているのか。

大体2割程度。ずっとこの比率で推移している。

――ペアレンタルコントロールのような、子どもが成人向けを観られないようにする機能はあるのか。

ある。そもそもゲオのレンタルカードはすべて、なんらかの身分証明証で確認された個人情報と紐付いているので、コントロールできる。

――オリジナルコンテンツは制作するか。

イチから作るのか、スピンオフ的なものかは検討の余地があるが、チャレンジしていきたい領域ではある。

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