就活に役立つ!「会社四季報」使いこなし術【第8回】--会社は誰のもの?株主を見極めよ!

 

そして覚えておきたいのは「オーナー系」企業であるかどうかです。株主に社長や会長などの名前があったり、同じ名字の人物が何名か並んでいるような会社は、一族支配が強いケースが多いです。あくまで一般論として断っておきますが、オーナー系企業はオーナー一族の意向が経営を大きく左右します。また、社長以下の役員が一族で占められ、世襲により自分の息子や親族に後継社長を指名するようなケースもあります。そういう意味では、【役員欄】も同時に目を配ってもらうと、なお分かりやすいはずです。

 

 

これも一般論ですが、将来的に社長になりたいと考えているような人は、大会社のグループ企業やオーナー系企業への就職はおすすめできません。このように【株主】欄を見ていくだけでも、会社を選ぶ判断材料がいくつも見つかります。次回は「業界を地図で見よう(仮称)」のタイトルで、「会社四季報」の姉妹誌を紹介します。(毎週木曜日掲載予定です)

第1回>>読み方を知ればこわくない!
第2回>>情報の裏側を読み解け
第3回>>3つの数字で会社の大きさを測ろう
第4回>>志望企業は儲けている?
第5回>>業界・企業で給料はこんなに違う
第6回>>会社の健全性を見極めよ!
第7回>>時価総額で分かる会社の値段

第9回>>業界地図を活用しよう


就職四季報プラスワンは>>こちら

(武政 秀明 =東洋経済オンライン)

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