就活に役立つ!「会社四季報」使いこなし術【第3回】--3つの数字で会社の大きさを測ろう

就活に役立つ!「会社四季報」使いこなし術【第3回】--3つの数字で会社の大きさを測ろう

数ある中から志望企業を選ぶ基準の1つとなるのが、会社の規模でしょう。単純に大企業だからといって必ずしも「働きやすい」「やりがいがある」とは限りませんが、同じ業種・業界内での比較も含めて、自分の志望する企業がいったいどのくらいの大きさなのかを知っておくことは、就職活動を進めるうえで、さらには就職後に取引先や顧客として付き合う企業の実力を知る場合などでも、絶対に役立ちます。

今回は「会社四季報」を使って、会社の大きさを見ていきましょう。

「会社四季報」に掲載されている各企業のいろいろな項目のうち、企業の大きさを把握するために見るべき主な数字は「総資産」「売上高(会社によっては営業収益や経常収益などの場合もある)」「従業員数」の3つです。これらはそれぞれに企業の規模を示しているのですが、どれか1つだけを見て判断すると、場合によっては実態を見誤る可能性もありうるので、3つの数字を総合的に分析するのがオススメです。

まず「総資産」です。これは【財務】欄に示されています。単位は100万円なので、下2ケタの数字は切り捨てると、億円単位で考えることができます。5ケタ以上だと兆円単位というワケですね。<11.12>とあるのは、2011年12月末時点の数字であることを示しています。

 

 

総資産とは、会社の財産全体を表す数字です。会社が持っているおカネや株式、債券などの有価証券、在庫として持っている製品、半製品、原材料、土地・建物や機械、車両等のすべての財産を引っくるめています。

これを一般家庭に置き換えると、財布の中に入っているおカネをはじめとして、銀行預金や郵便局の貯金のほか、土地や住宅、自動車などを持っていれば、それも含まれます。もし、これらをローンで購入していた場合、その借金で買った分までも入るのがポイントの1つです。

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