会話が弾まない原因は「脳の使い方」にある! そのままでは、他人に興味が持てなくなる
年の差のある人との会話を阻む原因はもうひとつあります。その前に「脳番地」という考え方を紹介したいと思います。この「脳番地」への理解は、解決策の手掛かりにもなります。
脳には8つの「脳番地」がある!
脳は、その働きごとに8つの部分にわけることができます。私はこれらを「脳番地」と名付け、それぞれを以下のようにネーミングしました。その働きと合わせてご覧ください。
以上8つの脳番地が、左脳と右脳それぞれに存在します。
脳番地は、長年の経験などにより、どこかの脳番地だけ働きが悪くなる、つまりクセやゆがみ、衰えが生じてきます。現代人の脳で特に衰えているのが、視覚系、記憶系、理解系の脳番地です。また、先ほどの「左脳グセ」の話と合わせると、特に弱っているのは、右脳の視覚系、記憶系、理解系の脳番地と特定できます。
年の差がある人と会話できなくなる理由は、この「脳番地」の劣化にも原因があります。人と人とが情報交換、コミュニケーションする際、お互いに記憶している情報がもとになります。しかし、情報そのものは見えないため、相手がもっている情報と自分がもっている情報に差があることに気づかない、つまり、相互に生じているひずみがわかりません。会話ができなくなって初めて、自分の持つ情報が相手にとっていびつでバランスが悪いものだと「自覚」できるのです。
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