同僚との付き合い方:いちばん気を遣うべき相手、褒め言葉も忘れずに

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人は誰にでもできることより、自分にしかできないことにやりがいを感じるものです(一般的には)。ですから、仕事で同僚に依頼・相談することがあれば、冒頭に「君だから……」と伝えるべきです。さらに言えば「君だから…」の根拠が説明されると相手の納得度が高まります。

「この業界に精通している○○さんだからお聞きしたいのですが」

このように依頼・相談したい理由を聞くと、相手がその気になること間違いないでしょう。こうして誠意を持った態度で仕事をお願いすれば、次も喜んで受けてくれるだけでなく、周囲に対して「アイツは礼儀正しい奴。同僚に対しても頭を下げてお願いできる」と好印象が広まるという副次的なプラス効果があるかもしれません。

褒めることが潤滑油に

2つ目は褒めること。上司を褒めるとおべっか、部下を褒めると媚びているという人がいますが、同僚を褒めて批判する人はまずいないはず。最近は褒め言葉について専門の本が出るくらいにブームですが、そうした褒め言葉を同僚に使いましょう。

たとえば、前述のような仕事を頼んでお世話になった同僚に対して褒め言葉を添えてみましょう。取材した広告業界に勤務する小宮山さん(仮名)は攻めあぐねていたクライアント(取引先)への対処法を同僚に相談したところ、的確なアドバイスや指導を受けたので感謝の気持ちも込めて

「アドバイスでやり方が見えました。ありがとうございます。こうした鋭い観点をお持ちの同僚と仕事ができて光栄です」

 

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