「瞑想」と「深い呼吸」が折れない心をつくる

米国防の要「ペンタゴン」が認めるその効果

ここで試しに、自分のストレス具合を測ってみることにしよう。時計を目の前に置き、1分間に何回呼吸をしたかを数えるのだ。あなたは何回呼吸をしただろうか。

呼吸の理想は1分間に8~10回

現代人の呼吸回数の平均は、1分間に12-16回とされる。しかし理想の呼吸は8-10回。つまり理想の呼吸をしている人以外は、ストレスやその他で呼吸が浅くなっている可能性が大だ。中には20回というような人もいるが、そういう人は完全にストレス過多である。

理想回数より多いと、肺容量を十分に使った深い呼吸が出来ず、十分な酸素の循環がなされない。しかも呼吸をする際に重要になるのは、口で呼吸をしないことだ。基本呼吸の理想形は「鼻から吸って口から吐く」である。鼻の粘膜には繊毛と呼ばれる無数の細かな毛が生えているが、この繊毛がウィルスや最近、埃などの異物が身体に入りこむことを防いでいる。

ペンタゴンでは「呼吸を制する者は、勝負を制す」という格言があるほど、呼吸を重要視している。訓練する呼吸の種類も豊富で、ピークパフォーマンスを実現するスナイパーの呼吸法など、かなり実践的なものも存在するが、いずれにしてもこの「基本呼吸」がすべてのベースだ。

しっかりとした呼吸は、血圧や心拍数の正常化、疲労回復、活力増加などの効果をもたらし、心にもキャパシティーを与える。瞑想と正しく深い呼吸――いつでもどこでも、いっさいおカネをかけずに実践可能な、素晴らしいテクニックだ。「心が折れそう」、「ストレス過多」という意識がある人もない人も、ぜひ試してほしい。

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