朗報!実は「男の脂肪」は簡単に落ちる 無理なく25キロ落とした筆者が語る

拡大
縮小

世にあふれているダイエットについての情報は、やはり女性向けのものが多い。男性に適したダイエット法を知ることが、体を絞るいちばんの近道となる。

女性のダイエットに有効なのは「有酸素運動」だが、筋肉量の多い男性に有効なのは「無酸素運動」。負荷の軽い筋トレを続けることが最も効率的なのである。基礎代謝については今後詳しく解説していくが、筋肉を鍛えることが体の基礎代謝を上げ、脂肪燃焼につながるのである。

必要なのは、週に1、2回の激しい運動ではなく、細く長く続ける軽い運動だ。男のダイエットは「一時的に脂肪を落とす」ことではなく、「勝手に脂肪を燃やしてくれる体をつくる」行為であるという意識改革が必要なのだ。

「運動しなければ」と気負うことなく、簡単な運動を日常の行動に組み込むだけで“痩せる体”に変えることができる。ちょっとした工夫で、通勤電車やオフィスをスポーツジムに変身させることができてしまう。

以下に、筆者が実際に行った、電車内でも社内でも手軽にできるエクササイズを紹介する。参考になれば幸いだ。

通勤電車をスポーツジムにする方法

・カバンは携帯できるダンベルと思うべし

PC入りの重いカバンを持って通勤している人、それはチャンスだ。これをダンベル代わりにして、上腕二頭筋を鍛えよう。

やり方は簡単。ひじが直角になるようにカバンを持ち、上下にゆっくり小さく動かすだけ。10~20回をワンセット、一日に数回が目安だが、わざわざ重いものを入れたり過度に行うのは禁物。「少し足りない」くらいから始めて徐々に負荷を上げていくのが長続きさせるコツだ。

ちなみに1年間、毎日20回×2セットを行った筆者の写真も掲載しておく。ぷよぷよだった二の腕がこのとおりだ。

次ページ無理は厳禁、大切なのは長く続ける
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT