「涙が出てくる」「応援したい」 千葉・市川市動植物園の"けなげな子ザル"《パンチくん》に、日本中の人々が夢中になっているワケ
母親代わりのぬいぐるみが手放せないことを筆頭に「パンチくんがいかに幼いか」というエピソードはまだまだ多く、「目が離せない」「どのように成長していくのか見届けたい」などと感じさせられます。
ネット上のコメントや来園者を見ていくと、子育て中の親だけでなく、子育てが一段落した親からの投稿も目立ちました。特に子どもの成長を見守る機会が減った後者の思い入れが深いように感じられます。そこに動物好きの人々などが加わることで応援ムードが広がっていったのでしょう。
前述したようにいくつかの安心材料があるため、「パンチくんはいつかひとり立ちできるだろう」とわかって見守っている人が多いのではないでしょうか。
いつか終わることがわかっている期間限定の楽しみであり、パンダの子が生まれたときに似た「今見ておかなければ」というムードもパンチくんの人気につながっている感があります。
ちなみにパンチくんは、ゆっくりとしたペースながらサル山に慣れはじめ、他のサルと関わる機会が増えているとのこと。
見守る人々が心配になるくらい、自分からほかのサルに絡んで怒られてしまうことも多いのですが、それを気にせず挑み続け、ついには毛づくろいしてもらうなどのたくましさも見せているようです。
このまま順調に成長したら現在の応援ムードは薄れ、そう遠くないうちに「うれしいけど寂しい」というロスの声が飛び交うのではないでしょうか。
嘘のないリアルなドキュメント
私たちがパンチくんに引きつけられる3つ目のポイントは、疑いようのないリアルなドキュメントであること。
報道の公平性が疑問視され、ネット上にフェイク動画がアップされ、ドキュメンタリー番組も作り手の意図が込められるなど、真偽不明のものが多い中、パンチくんの置かれた状況と日々の成長は疑いようのないリアルコンテンツ。
嘘のないリアルな姿だからこそ、パンチくんを人間に置き換えて考えたくなるのでしょう。



















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