オードリー若林正恭が休養も…放置してはいけない"喉の不調"――3週間続く声枯れに要注意。医師が教える自分の声を守るための"喉ケア術"
喉の病気で最も気を付けなければならないのが、喉頭がんなどの悪性腫瘍です。喉の不調の多くは一時的なものですが、以下の症状が1つでも当てはまる場合は、速やかに「耳鼻咽喉科」を受診してください。
・喉や首を触ると、痛みのないしこりがある
・食べ物や飲み物を飲み込みにくい(喉の奥にがんなどの物理的な障害物ができている可能性あり)
・耳の奥に痛みを感じる(喉頭がんの痛みは、神経を伝わって耳の痛みとして現れることがある)
・血の混じった咳や痰が出る、呼吸が苦しい
近年、タバコを吸わない層に増えているのが、HPV(ヒトパピローマウイルス)を原因とする「中咽頭がん」です。HPVは子宮頸がんの原因として有名ですが、実は男性の喉の奥(中咽頭という口を大きく開けたときに見える部分)にがんを引き起こす原因でもあります。
アメリカの状況を見ると、HPVによるがんは女性の子宮頸がんより、男性の中咽頭がんのほうが多くなっています。日本でも今後、同様の状況となることが予想されています。
中咽頭がんの最も一般的な初期症状は、「首にできる、痛みがないしこり」です。「痛くないから大丈夫だろう」と放置したり、内科で感染症によるリンパ節の腫れを疑われて抗菌薬で様子を見たりしているうちに、進行してしまいます。
幸いなことに、中咽頭がんはHPVワクチンで予防できる可能性が高い疾患です。また、早期発見できれば、今の医学では高い確率で完治できます。
中咽頭がんにはエビデンスがあるがん検診がありません。ですから、ワクチンによる予防と、セルフチェックによる早期発見、この2つがとても大事になります。痛みがない症状こそ、実は危険なサインだということを、ぜひ覚えておいてください。
喉を守るセルフケアの方法
発声以外に、呼吸や食べ物の通り道となっている喉。喉や声帯の健康を維持するのに大事なのは、常に潤いを保つことです。
風邪や花粉症による鼻詰まりは、「口呼吸」の原因になります。口呼吸すると、鼻を通って加湿加温された空気ではなく、冬場であれば乾燥した冷たい空気が直接あたるようになり、声帯は一気に乾燥します。
口呼吸をしているときは、部屋は加湿器などで適度な湿度を保ち、それができない場合はマスクなどをして喉の保湿に努めたいところです。


















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