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餃子の王将、徹底した「コスト削減」と「少量多皿」の経営戦略。食事量の「グラデーション」需要を取り込む"巧妙なメニュー設計"とは

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ちなみに、子どもが完食できない時は親がそれを代わりに食べることも多い。しかし満腹でどうしても無理な時は、申し訳ないがそのまま残して帰ることもある。その罪悪感は、少なくとも筆者にとっては小さなストレスでもある。ジャストサイズメニューのように少量から頼めるメニューは、そのストレス軽減だけでなくフードロス対策にもつながる。大袈裟だが、親にも地球にも優しい設計だ。

ジャストサイズメニュー「揚げそば」税込477円。思ったより多いと感じた(写真:筆者撮影)
極王(ゴクオウ)炒飯は税込858円。極王シリーズはプレミアムラインという位置付け(写真:筆者撮影)

携帯用ウエットティッシュ、幼児用カトラリーは持参推奨

今回訪れてみて気づいたことがある。王将ではテーブルにペーパーナプキンの用意はあるものの、おしぼりなどのサービスはない。徹底したコスト削減のためと考えられるが、その代わり店舗中央には小さな手洗い場が設置されていた。

そのため、子連れで同店に行く場合は、あらかじめ携帯用の手口拭きなどのウエットティッシュやポケットティッシュなどを持参することをおすすめする。また、子ども用のスプーン・フォークは、幼児期の子どもにとってはやや大きめのサイズに感じた。こちらは店舗によって異なるかもしれないが、2〜4歳くらいのお子さんを連れて行く場合は、使い慣れたカトラリーを持って行くとより快適に食事ができるのではないかと思う。

子ども用のカトラリー。小一が持ってみた場合の大きさはこんな感じだ(写真:筆者撮影)

祝日でもないただの週末にもかかわらず、家族連れやカップル、おひとりさまの老若男女たちの列が切れ目なく続いていく。テイクアウトの列にいち早く並んだ高齢の女性は、餃子のパックを10個ほども抱えて帰って行った。餃子の王将が、人びとの生活に完全に根付いていることを象徴している様な光景だった。

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