餃子の王将、徹底した「コスト削減」と「少量多皿」の経営戦略。食事量の「グラデーション」需要を取り込む"巧妙なメニュー設計"とは

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キッズメニューの用意がない店舗のシミュレーションもしてみよう。

・ジャストサイズメニュー「炒飯」371円
・ジャストサイズメニュー「鶏の唐揚げ」390円
・ソフトドリンク「バヤリースオレンジ」275円
=合計 1036円

1000円超えとなり、かなり割高な結果となった。だが、実際は親と取り分けたりすることもできるので、親のオーダー内容との組み合わせ次第ではあまり変わらないかもしれない。

多くの飲食店はキッズメニューと通常メニューとに分かれていることが多いが、子どもがキッズメニューから大人の量を食べられるようになるまでには、当然ながらグラデーションがある。そういう時期は、王将のジャストサイズメニューのような半量・少量でオーダーできるメニューが多く用意されていると助かる場合も多いのではないだろうか。

親子3人、ランチタイムの合計は3000円台

筆者と夫はジャストサイズメニューの餃子・海老チリ・油淋鶏をつまみつつ、足りない分をそれぞれオーダーした。

【大人2人が頼んだもの】
・ジャストサイズメニュー「にんにく激増餃子」209円
・ジャストサイズメニュー「海老のチリソース」466円
・ジャストサイズメニュー「油淋鶏」393円
・ジャストサイズメニュー「揚げそば」477円
・極王(ゴクオウ)炒飯  858円

今回はドリンクを頼まなかったが、もしひとり1杯ずつアルコールなどを頼んでいたとしたら、家族3人の飲食代の合計は5000円くらいになっていたと予想される。

ジャストサイズメニューでラーメンを頼んでみたいと思っていたが、前述の通り同サービスで提供される麺類は「揚げそば」のみだったのでこちらを注文した。炒飯のような「お茶碗1杯分」くらいの量を想定していたが、実際は思ったよりも大きく、やや少食気味の筆者にとってはちょうど良い量だった。

もし通常量でオーダーしていたら揚げそばだけで満腹になってしまったに違いない。個人的には、せっかく王将に来たのなら餃子などのサイドメニューも色々食べたいと思うので、この選択は筆者の食事量的にはとても合っていた。

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